出張無料回収先である結城市の歴史
結城合戦とは当時鎌倉公方であった足利持氏と関東管領上杉憲実の対立で起こった永享の乱が原因で引き起こされた戦乱で、永享の乱で敗死した持氏の子供である春王丸、安王丸、永寿王丸(後の足利成氏)を結城氏朝、持朝親子が新しい鎌倉公方として擁立、6代将軍足利義教に反旗を翻しました。上杉清方、今川範忠、小笠原政康の幕府方諸将により、結城城を包囲、最後は結城氏朝の討ち死ににより結城城は落城いたします。持氏の遺児である三人の子供たちは永寿王丸(後の足利成氏)以外は美濃で、6代将軍義教の命令で殺されました。これで一件落着ということですが、火はくすぶっており、ここからさらに続いていきます。
この結城合戦は関東のみならず、全国に戦国時代の到来を告げました。結城合戦後、京都で結城合戦の戦勝祝いとして祝勝会が行われますが、6代将軍足利義教は家臣の赤松満祐に暗殺されてしまいます。これを嘉吉の乱といいます。奥州でも、篠川公方足利満直が結城氏側の諸将に殺されます。そして関東でも永寿王丸が大きくなり、鎌倉公方として鎌倉帰還。しかし上杉氏と激しく対立。そして享徳の乱が勃発。関東の戦乱で、関東がいち早く戦国時代に入ったのみならず、全国に戦乱が波及していきました。
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