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高崎市の箕輪城～PCテックパソコン無料回収

高崎城よりも箕郷城　関東の坂東武者の栄枯盛衰を感じる名城

高崎城といえば高崎市、箕輪城といえば・・・・・？。となりますよね。名前だけではどこのお城かわからないのが事実です。この箕輪城は今の高崎市箕郷町にあったお城で、今は城跡の碑があるだけで、建物は残っておりません。しかし、この箕輪城は戦国時代には関東の坂東武者の栄枯盛衰を感じる場所でもありました。この土地を所有した長野氏や、上杉氏、北条氏、武田氏などがしのぎを削った城でもありました。

箕輪城をめぐり、知将長野業正と甲斐の虎である武田信玄との激しい攻防

この地を治めた長野氏は業正の時代に最盛期を迎えます。業正は上杉氏の後ろ盾を得て、何度も武田信玄の猛攻からこの土地を守り抜きます。この当時武田信玄の露骨な拡張政策により、近隣の村上義清や小県の真田幸隆、と同様長野業正は信玄に対し反旗を翻しておりました。信玄も業正の知将ぶりを身をもって知ったせいか、業正が病気で死ぬのを待って、箕輪城に侵攻、攻め落とすことに成功し、その後は信玄の配下の内藤氏や、信玄と和睦し、新たに配下となった真田幸隆が城主を歴任。本能寺の変が起きるまで、内藤氏の居城となりました。その後は北条氏が滝川一益から奪還、北条氏の滅亡後は、井伊直正の居城となりました。そして井伊直正が高崎城に移ったことから1598年に廃城となり、現在に至っております。

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