回収先の相模原市緑区の歴史～PCテックパソコン無料回収

津久井城と相模原市緑区～PCテック無料回収

相模原市緑区周辺の戦国時代勢力図

戦国時代に入ると、この地は大大名たちの覇権争いにさらされる場所となってしまいます。一応は北条氏の勢力下でありました。三浦党の一族である筑井氏がおさめておりましたが、敵半地といわれ、半分は武田氏の有力家臣である小山田氏の息のかかった武将が多く存在しておりました。北条氏にとって津久井湖周辺は宿敵武田氏への最前線でありましたが、もちろん武田氏にとっても同じこと。両勢力による小競り合いが絶えない場所でありました。ちなみに当時は津久井湖は存在しておりません。ダム湖ですので。

津久井城

三浦氏の一族である筑井氏により、鎌倉時代に築城されましたが、その後は津久井三郎の居館として整備されました。最初は居館としてのものでしたが、戦国時代に入ると、小田原と甲府を結ぶ交通の要所であることから、武田氏と北条氏の間で戦争が絶えず繰り広げられるようになり、戦のための城へと様相を変えていきました。三増峠の戦いでは武田方に周辺を抑えられていたため、この城は活躍できませんでしたが、真っ先に動きを封じ込める必要がある城として両軍とって価値ある城であったといえます。その後は小田原攻めで落城。そのまま廃城となり、江戸時代には直轄領として代官が置かれるようになりました。

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