出張無料回収先である狛江市の歴史
慶元寺はもともとは江戸城の近くにありました。江戸氏の菩提寺として建立されましたが、武蔵平一揆の失敗で、江戸氏が衰退し、その江戸城を太田氏に明け渡すことになってしまいました。太田氏とは扇谷上杉の家宰であり、戦国初期の一番の切れ者太田道真・道灌親子の事です。
今の東京都23区あたりを長きにわたり治めていた名家江戸氏は太田氏に江戸城を明け渡した後、今の世田谷区喜多見に居城をうつします。そして慶元寺も一緒に移転。今の狛江市に建立されます。東京の人ならわかると思いますが、世田谷の喜多見と狛江市はすぐ隣です。江戸氏はその後、江戸氏から喜多見氏に改姓、徳川幕府に旗本として仕え、大身旗本として、功績を積み上げ、江戸時代中期の喜多見重正のときに喜多見藩を立藩。大名になりますが、不祥事によりすぐに改易となってしまいます。
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