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八王子市の滝山城～PCテックパソコン無料回収

滝山城の城主は武蔵野国の守護代を務めてきた名族大石氏

八王子市には片倉城、高月城、滝山城の三城がございました。それも三城とも近い距離にあるので、この八王子市は昔から、交通の要所であったことが分かります。特にこの滝山城には築城に関して諸説あり、謎の多い城といわれております。ここの城主はこの地域を支配していた、大石氏であり、大石氏により築城されました。武蔵野国の守護代を代々務めてきた名族で、当初は北条氏とは一線を引いておりました。しかし、川越夜戦の勝利で、北条氏が関東から上杉氏を追い払うと、大石氏は北条氏の軍門に下り、家臣として存在するようになります。

築城に諸説ある八王子の滝山城

この城には築城の年数に疑問を持っている研究者が多いといわれております。築城は1521年といわれる説と、1563年から1567年の間という説がございます。理由としては1521年築城とすると、1561年に上杉謙信が小田原城を包囲した際に、この滝山城を素通りしていることになるからです。北条の家臣である、大石氏が何もせず敵の大軍を素通りさせることはありえないとして、おそらく築城はその上杉謙信の南下政策をしている、1563年～1567年の間に築城されたのではないかと唱える研究者も増えてきました。でも、逆にわざと素通りさせて挟み撃ちをするという考えもありですよね。

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