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分倍河原の戦い～PCテックパソコン無料回収

新田義貞と足利尊氏。同じ時代に二匹の虎は同時には育ちませんね。

足利幕府を倒した三傑といえば、足利尊氏、新田義貞、楠木正成ですよね。特に足利尊氏と新田義貞の対立はかなり激しかったようです。新羅三郎義光という同じ祖先をもつ二つの家は領地もお隣同士。しかも新田家にとっては源氏の嫡流筋なので、足利氏を目の敵にしていました。倒幕という考えが一緒でも、それは一時的であり、倒幕が達成されるとどうしても対立せざる負えない相手同士だったのでしょう。

倒幕の狼煙を上げた新田義貞

足利尊氏よりも新田義貞の方が倒幕に関しては功労者といえます。1333年新田義貞は地元である今の群馬県太田市で挙兵。甲斐や信濃の源氏一門を従えて鎌倉に兵を進めます。その数はなんと7000騎。その後、足利尊氏の長男である千寿王や外様の武将たちが合流し、兵の数は20万を超えました。新田軍は入間川を渡り、今の所沢付近に侵攻、久米川の戦いや小手指ヶ原の戦いで幕府軍を撃破。そして多摩川沿いの分倍河原まで進軍いたしました。ここを破られたら終わりと思った幕府軍は総力を挙げて新田軍に襲い掛かります。そのため一時は新田軍を撃破し、狭山市まで撤退させましたが、援軍の三浦義勝と合流、今度は幕府軍を急襲し、リベンジを果たします。

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