出張無料回収先である目黒区の歴史
目黒といえば大鳥神社、大鳥神社といえばさんま祭りですね。目黒区に昔からある目黒のサンマのお話は非常に有名です。お殿様が鷹狩の遠乗りで、お弁当を忘れ、たまたま近くの庶民が焼いていたサンマを食したところあまりのうまさに感動し、それ以後、サンマを所望することになりました。しかし、自分の前に出てくるサンマは骨を抜かれた上に毒見までされ、身がボロボロの状態。家臣にどこで買ったのかと聞いたところ、日本橋の魚河岸と返答。それを聞いた殿様は「サンマは目黒にかぎる」と答えたというお話。つまり海のない目黒区なのに、サンマが取れるわけがない。この話は無知な殿様を風刺したお話でした。
では一体目黒のサンマに出てくるお殿様とは一体誰なのでしょうか・。話には必ずと言っていいほどモデルの人がいるはずです。話の中に出てくる日本橋の魚河岸という言葉で江戸時代のお話と分かります。しかし、目黒周辺はもちろん幕府の天領でしたので、譜代や外様の大名がいません。しかも目黒区に藩がございません。ひょってこのおバカな殿様は将軍様ではなかったのでしょうか?。鷹狩によく来た将軍様がこのおバカな殿様だったのではなかったのでしょうか?。まぁ将軍という者は世間知らずのボンボンがやっていたのでしょうから。
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