平氏一門で、関東の武将の中で一番力のあった本家筋である秩父氏の棟梁であった重頼は今の川越市に本拠を移してから河越氏を名乗るようになりました。関東一の大勢力であった河越氏は頼朝挙兵直後は頼朝の敵方でしたが、頼朝が石橋山の戦い後、再び関東に入るや否や、頼朝の傘下に入りました。武蔵野国総検校という高い要職を代々受け継いできた河越氏は重頼の時に全盛を迎え、重頼の妻は頼朝の乳母の妹で、重頼の妻は頼家の乳母を務めました。また、義経の正妻である郷御前は重頼の娘で、重頼は誅殺されるまで頼朝とは深い絆で結ばれておりました。
悲劇のヒーローとして名高い源義経は奥州藤原氏の元を離れ、頼朝の軍に加わるべく鎌倉へと赴きました。その後の義経の活躍ぶりは周知の事実ですが、スタンドプレーも多く、側近からは嫌われていたようです。木曽義仲を倒した後、京都に滞在していた義経は河越太郎重頼の娘の郷御前と結婚をします。しかしそんな二人の生活はその後波乱万丈を迎え、郷は夫の義経とともに平泉に行きます。そしてそこで、義経とともに正妻として非業の最後を遂げることになるのです。河越氏の菩提寺である養寿院にはこの二人の位牌の写しが安置されております。
室町時代から戦国時代にかけてこの関東は日本で一番激しく、そして長い戦国時代へと突入いたします。扇ヶ谷上杉の家宰で全国にも名をはせた武将である太田道灌は父道真とともに全国百名城の一つである河越城を築城いたしました。この河越は古くから関東一の要所で、関東の雄として認められるにはこの河越を領することでもありました。太田道灌はこの河越に城を築き、のちに江戸城も築城いたします。築城や戦の達人であった道灌は人心掌握にも長けており、それが逆に仇となって、主人に殺されてしまうます。
武田家の宰相山本勘助が武田方に引き入れようと川越夜戦を利用して真田幸隆に近づいた出来事がありました。当時真田と武田は小県の件で揉めており、敵味方に分かれておりました。それにより、真田は上杉につき、北条の居城であった河越夜戦に参加しておりました。北条氏康の軍8千が上杉憲正の8万の軍勢を蹴散らすのを見て、のちに山本勘助のいう通り、武田方に着くようになります。川越夜戦は関東の勢力図を変えただけではなく、のちの武蔵や上野の勢力図に影響を与えました。
太田道灌や山本勘助、真田幸隆など戦国の武将達に愛された川越で、不要家電の廃棄処分のお困りの方はいらっしゃいますか?。また首都圏在住の皆さまで、不要家電の出張無料回収ご希望の方はいらっしゃいますか?。もし、お困りのようでしたら下記にご一報ください↓↓↓。お待ちしております。